2011年1月12日水曜日

あるごく平凡な平日の朝のこと。

ある学生が友達と登校している時に、後ろから自転車が来た。
彼女らは除けようと左に寄ったが、自転車も左に寄ったようだ。

その次の瞬間、自転車に乗っているおじさんは怒った。

すると、ある学生の隣に歩いているおじさんが次に怒った。
そもそも歩道は歩行者のためにあるのだ、と。

自転車に乗っているおじさんはまた怒った。
そして隣のおじさんがさらに怒った。

口喧嘩になった。

自転車に乗っているおじさんはあきらめて去って行った。
でも隣のおじさんはまだ怒っている。
ずっと怒っている。
自転車が見えなくなるまで叫んだ。
「歩道は歩行者のためにあるんだぞー。」

学生と彼女の友達は複雑な気持ちになった。

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