2012年8月25日土曜日

電脳コイル

受験生の夏休み、前半は割と順調に行っていたはず、
後半は「電脳コイル」を見始めると言うバカ娘、ここにいます(どやっ)

だが、後悔は決してしていません。

ある新聞記事で今年亡くなったSF小説家レイ・ブラッドベリの世界に影響された
様々な作品を二、三作並べられた文章の中で電脳コイルも書いてあって、
そういえば昔何話か観て面白かったなぁーと、興味本意で再度観てみたら、
予想外にハマってしまいました。というか、私の記憶を遥かに上回る奥深さにやられました。

ニーチェやバークリーやデカルトの哲学が上手く仕組まれていたり、
私の大好きなディストピアなコンセプトがプンプン、
アンチ戦争やアンチ核兵器のシーン、「現実って何?」を問う場面など、
子供が見るアニメとは言えど、ここまで盛りだくさん。

実際絵柄も割りと好みだし、小六の夏休みといった時間設定も共感しやすいし、
本当に良くできているアニメだなーと思いました。

勉強時間9時間くらいロスしましたが(笑)、大学で研究してみたいものがまた増えてやる気が出たので良しとしよう。
受験が終わったら、またもう一度じっくり味わって観たいです。

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